知っておきたい矯正治療用語集
このページでは、歯を矯正する際、知っておくと便利な用語をまとめています。
歯を矯正する際に役立つ用語集
歯列矯正用語あ
- アーチワイヤー
- マルチブラケット法で採用される、ブラケットの中心にある溝に、歯列全体に渡って通してあるワイヤーのこと。
- 後戻り
- 矯正治療の終了後、不正咬合の状態に戻ってしまうこと。
- 印象
- 歯科で歯型を取ることを指す、専門用語。
- オーリング
- ブラケットとアーチワイヤーを固定する際に使う、ゴムリング。一般的には透明だが、カラーリングも存在する。
歯列矯正用語か
- 開咬(かいこう)
- 奥歯が咬んでも、前歯が咬まない不正咬合のこと。
- 可徹式
- 取り外しが可能な器具、という意味(⇔固定式)。
- カリエス
- 虫歯を指す専門用語。
- 外科矯正
- 顎の骨を切って動かす、外科手術的な矯正。通常の矯正だけでは十分な効果が期待できない場合に採用され、健康保険の対象となる。
- 急速拡大法
- 思春期までの上顎劣成長に対してのみ、採用される方法。正中口蓋縫合部を強制的に開き、骨の新生を促す。
- 頬側(きょうそく)
- 臼歯部の歯の頬側(歯の外側)を指す。
- 結紮(けっさつ)
- アーチワイヤーがブラケットから外れないように固定すること。
- 口蓋側(こうがいそく)
- 上顎の歯の口蓋・舌側(歯の内側)を指す。
- 咬合面(こうごうめん)
- 奥歯の咬む面を指す。
- 交叉咬合
- 通常上あごが外側、下あごが内側で咬んでいる上下の歯列が、逆になっている不正咬合。
- 個性正常咬合
- 個人差がある歯の大きさや形、バランスの中で最大のパフォーマンス実現を目指す咬合。矯正治療の目標となる。
歯列矯正用語さ
- 歯列矯正
- 歯を動かし、永久歯の歯並びや噛みあわせを治し、完成させる治療。
- 唇側(しんそく)
- 前歯部の歯のくちびる側(歯の外側)を指す。
- シンチバッグ
- ワイヤーが前にズレるのを防ぐため、行われることがある処置。ワイヤーの最遠心部に残った部分を、折り曲げる。
- 舌側矯正
- 歯の裏側(舌側面)から行う矯正を指す。
歯列矯正用語た
- タフトブラシ
- 直径5ミリ程度の円柱状歯ブラシ。細かいところを磨くのに適す。
- 中心咬合位
- 歯が最大接触面積で噛み合い、最も咬合力が発揮できる位置。
歯列矯正用語は
- PMTC(ピーエムティーシー)
- 矯正治療終了後に行われることが多い、クリーニングの名称。専門機器を使用し、常のブラッシングで除去できない歯の表面のバイオフィルムを除去する。
- 必要抜歯
- 検査の結果、治療に隙間が必要であると判断された際、永久歯を抜歯すること。
- 不正咬合
- 正常咬合の範囲からはずれた歯並び、咬み合わせの総称。
- プライヤー
- 矯正で用いるワイヤーを加工する際に用いられる、ペンチ型の道具。
- ブラケット
- 歯の表面に付ける小さなボタン型の部品で、マルチブラケット法で用いられる。セラミックなど透明で目立ちにくい素材も数多く登場している。
- 保定
- 矯正治療によって移動した歯あるいは顎を保持し、新たな咬合をそのまま安定させること。専用装置を使用して行われる重要な矯正過程のひとつ。
歯列矯正用語ま
- マウスピース矯正
- 透明な歯形状のマウスピースを使用し、徐々に歯を動かしていく歯列矯正法の総称。
- 丸ワイヤー
- 断面が円状となっているアーチワイヤー。治療の初期段階で使用されることが多い。トルクをかけることは出来ない。
歯列矯正用語ら
- リングレット
- アーチワイヤーをブラケットにとめるための小さな輪ゴム。
歯列矯正用語わ
- ワイヤーガード
- 別名ブレースリリーフ。ブラケットやワイヤーの凸凹感を緩和するための樹脂で、ワックスやシリコンで出来ている。マルチブラケット法初期に、口内の粘膜を痛めるのを防止する意味で使用される。