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歯並びの矯正治療を行うデメリット

ここでは歯列矯正を受ける際のデメリットについて説明しています。

歯列矯正のデメリット

矯正歯科の治療によって、歯並びをきれいにしたことで起こるデメリットはありません。

歯列がきれいに並ぶことは、健康面・精神面でも大きな意味が有ることです。しかし矯正の治療を行うことによる負担や、治療中に生じる不便さなど、マイナス面もありますので、治療を始める際には注意が必要です。

治療に伴うマイナス面

経済的負担が大きい

矯正歯科の治療は、一般的に健康保険の適用ができません。そのため治療費は全額自己負担となり、特に口腔外科の手術を伴う矯正では、高額の費用がかかります。

矯正中は食事がしにくい

ほとんどの矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着して、ワイヤーで連結することによって行われます。そのため、食べ物が噛み切りにくく、引っかかりやすいため、食事が困難に感じられる場合が多いようです。

慣れてくればそれほど気にならなくなりますが、治療を始めたばかりの頃は、食事の度に大変な思いをするものです。

虫歯になりやすい

矯正装置が複雑な形状をしていることと、歯の表面にワイヤーが通っているため、食べ物が挟まりやすく、歯磨きも難しくなります。そのため、入念なケアを行わないと、矯正中に虫歯になってしまうことがあります。

虫歯になると矯正が続けられないため、いったん矯正を中止して、虫歯の治療を行います。結果的に期間が長くなったり、費用負担が増えるマイナス面があります。

口内炎になりやすい

歯の表面に立体的な装置を付けるため、装置が当たる部分が口内炎になることがあります。口内炎は徐々に改善されますが、しばらくは不快な思いをすることになります。

期間が長い

費用負担とともに、矯正歯科の治療をためらう理由で最も多いのが、長い期間を必要とすることです。

通常でも短くて1年から1年半、症状によっては3年以上かかる場合もあります。また矯正装置が外れたあとも、歯が元の位置に戻ってしまわないよう、リテーナーによる保定処置が必要です。

治療を行う際には予め医師から、期間についても充分な説明を受けると良いでしょう。

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